何かと注目度が高くなっている「Volvik」ですが、遅ればせながら試打する機会がありましたのでワタシなりのレポートをしておきます。

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もう、世間では騒がれていますのでご存知の方も多く、ワタシよりも詳しい方もいるとは思います。

Bワトソンが使用(S4らしい)しはじめて注目度はかなり高くなったようですね。
先日のマスターズでもピンクやグリーンを使用してましたね。。。

Volvikからは色々な種類が発売されていますが、現在注目度が高くなっているのは「VIVID」「S3」「S4」の3種となっていて今回の試打もこの3種でした。

結論が先になってしまう感じになりますが、率直な感想としては「事前の印象を良い意味で裏切られる感覚」と感じました。

特に「VIVID」は斬新というか革新的なカラーはインパクトが超絶です(笑)
その印象からは「カチン、ドカーン」とぶっ飛び系独特のイメージを強く感じます。

しかし、打てばわかることで、このイメージは大きく覆されることになり、所謂「ぶっ飛び系」の性能ではないのです。

「VIVID」は「カチン」とした感触で飛び出しも高く、打球の最高到達点には早く到達します。でも、ぶっ飛び系らしくないのはスピンの持続が長くてグリーン上では思いのほかしっかりとグリーンをキャッチします。

「飛び系」ではありながら「スピン性能」がしっかりしています。
アプローチでも弾きは良いもののスピンはしっかりかかると感じました。

う〜ん。BS330ぽいのかな?

「S4」も「VIVID」ほどではないものの、やや硬い当たりから高めの弾道で飛んでくれますし、スピンも効きます。「VIVID」よりもややコアが柔らかい印象ですが、しっかりとして安心感を感じます。
Bワトソンのパワーならスピン性能も問題無さそうですし、スピンが掛かりすぎることもないと思いますので、マスターズでBワトソンが使用したのは頷けることかもしれません。
ただ、カバーの硬さを感じるので、パットでの弾きが良すぎて超高速グリーンは向かなかったかもしれませんね。

そして「S3」です。
今回試した3種類の中では1番違和感なくプレーできた感じがしたのがこのボールでした。

中弾道で飛んでいき、ハイスピンを感じました。何よりコア、カバー共に柔らかさが抜群!なのに不思議とパットではしっかり目の打感を感じます。

得てして柔らかいボールはパットの打感が柔らかすぎて距離感を失う場面があるものなのですが、それを払拭してくれそうな予感がするタイプでした。
このボールは「V1」よりも柔らかくて、「クロムソフト」よりはしっかり目な感じでした。

クロムソフトやツアープリファードが大好物なワタシですが、乗り換えも有りかな?と感じました。
もう少し緊張感の高い場面で試してみたいと感じました。

唯一心配なのは、「耐久性」かな。と。こればっかりは使い込んでみてわかる部分なので現時点では未知です。カバーの柔らかさからするとやや心配かな。
ま、とは言え「クロムソフト」や「ツアープリファード」も耐久性の面ではある程度致し方ない部分だと感じてます。

トータルして、かなり「オススメ」なボールだと言うことがわかりました。

イメージや思い込みは、押し入れの奥に仕舞ってチャレンジすることが大事なんだな。と思います。

みなさんもぜひ、未知の体験してみてください!

ちなみに、「VIVID」めちゃ目立つし、遠くから視認できるのでゴルフがちょっと楽しくなりますよ!

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