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伊江島には「リリーフィールド」という公園があります。
そこでゴールデンウィーク期間中に「ゆり祭り」が開催されています。ワタシが伊江島に行った日はこの「ゆり祭り」の最終日で、観光客というよりも本島からの人が多くある意味地元の人達がゆりを見たり買ったりするために沢山の人が訪れていました。

広大な公園にとにかく「ゆり」が咲き乱れているという感じです。

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リリーフィールドという場所は戦前に島に自生していたテッポウユリを復活させるべく1995年に整備された公園で20万本ものテッポウユリが一斉に咲くことで人気です。ハダ植物群落や展望台なども公園内にあります。


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ワタシは旅行者ですから「ゆり」を購入して持って帰れるわけではないのでさら~っと見てまわり、伊江島離島旅の最大で最終の目的地である「城山(たっちゅ~)」へ向かいます。

島のどこにいても目にする事になる「城山(ぐすくやま)」ですからナビは必要ありません。見える山に向かうだけです(笑)

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山の裾には無料の駐車場があり係の人に案内されて駐車します。
案内の人に「たっちゅーに行くね?」と聞かれ「行きます」と答えると「車停めたらバスで送っていくから乗ってね~」とワゴン車を指さします。
なんの情報も事前に調べてなかったので「有料なのか無料なのか?」「たっちゅーのどこまで行けるのか?」など全くわからないままに案内されたワゴン車に乗り込みました(笑)
「沖縄の人だから何も問題ないだろう」と勝手に思い込んでいますので。。。

同時に到着した方数名と一緒にワゴン車で数分揺られ、第一駐車場(混雑時は観光バスのみ入れる?)とお土産屋さんがある場所に到着しました。おそらくたっちゅーの3合目くらいの場所でしょうか。。。

駐車場にはお土産屋さんの建物があり、その脇には小さく「城山頂上」と書かれた看板がありそこから「城山(たっちゅー)」の頂上を目指して上ることになるようです。

たっちゅーの標高は172.2メートル、島の真ん中に突き出た山です。
航海する人の目印にもなっているというくらい独特で特徴的な山で、山頂からは島どころか周囲が360度見渡せる絶景で本島の本部や美ら海水族館などを観ることができるのです。
事前に調べた限りでは「意外と簡単に登れる」という話を聞いていましたし山道入口は比較的フラットな上り坂で子供達も走り回り年配者も降りてきますので「おお~結構簡単に上れるんだ」と油断していました。

結果的に確かに山頂までは15分から20分くらいの道のりですが、道中は段差がきつめの石段が続きますしこの日は雨上がりで石段が滑りやすくかなり大変です。休憩を挟まないとちょっと辛いくらいの登りとなりました。しかも下りも同じところを通るので広くはない石段を上り下りの人達の声かけと譲り合いでスムーズに行き来している感じです。

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正直言って半分くらいの場所で「引き返そうか」という気持ちが沸き上がってきました(笑)天気が悪いということは絶景も。。。なんて悪魔のささやきが頭の中でよぎりましたが、でも「ここまで来たんだから」「伊江島のパワースポットを感じたい」「頂上からの景色を見たい」という想いは捨てきれず一歩一歩階段を上りました。

何度も言ってますがこの日はあまり天気が良くないので「100%の眺望」とは言い切れませんでしたが写真で見るよりも数十倍の絶景を見ることができました。さすがに「階段のつらさ」は忘れて清々しい気持ちで景色を楽しみました。

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調べて知ったのですが、城山(たっちゅー)は「オフスクレープ現象」というもので形成されているようで世界的にもこの現象で作られた山はココしか無いそうです。
オフスクレープだから「クレープの様な地層が剥がれてしまった」現象。ということなのかな~?
英語も地理も詳しくないので良くわかりませんが。。。。(苦笑)
↑のリンク先のブログで詳しく解説がありました。わかりやすかったデス。

ということで、7000万年前の地層が見れる触れる感じることができる「聖地」で「パワースポット」だということです。結果的には「パワースポット」でパワーを感じるというよりワタシのパワーを奪うスポットでしたが(笑)
※この日の夜から翌日は身体の変な所が筋肉痛でした^^;

この頂上からの眺望を見たのが「伊江島観光」のラストとなりました。
かなりの疲労困憊となり、このまま伊江島港へ戻りフェリーに乗船して本島へ戻ることにしました。


しかし、この後の本島での行動が更にラッキーなタイミングでレアスポットのパワースポットへ行けることになったのです。。。

沖縄旅行記2017⑩へつづく