愛車の冬用タイヤ履き替えついでにスタイルアップしてみました。

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純正アルミ装着時

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冬用タイヤ装着時

細かくは順に説明していきますが、↓の写真のようにアルミをセルフで塗装して履き替えてみました。

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購入したアルミ&冬用タイヤ

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ホイール付きでタイヤ(冬用)を安く購入しました。
数十万もする新品のホイールはとても買えませんので(苦笑)
中古でタイヤ付きのアルミを購入しました。

中古ではあったのですがキズキズだったわけではないのでそのまま履き替えてもよいという判断をしていたのですが「せっかくだから塗装してみよう!」と思い立ちやってみることにしました。

「アルミホイールを塗装する」と考えてしまうと、
大仕事で簡単にはできないと思ってしまいます。

でも特別な道具は必要ありませんし案外簡単にできちゃうものです。
今回使ったものは近所のホームセンターで準備しましたヨ。
必要なものは養生(新聞でも可)とペーパーと材料くらいですねo(^o^)o
場合によっては塗料(スプレー缶)だけでもいいかもしれません。

それではホイール塗装いってみよぅ~!

まずは、養生です。
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これ大事な作業です。
これで仕上がりのできが決まるといってもいいかもしれませんのでしっかりとやりましょー!
ただ、今回のブラックの塗装ならタイヤと同じような色なのでちょっと余裕がありますね。

養生ができたら、ペーパーです。
ちょっとしたキズならペーパーで消えてしまうかもしれません。
もし、キズが気になる場合は、ペーパーの前にパテなどで埋めて表面をならすのがいいですね。今回のペーパーは800番のペーパーを使いました。ペーパー1枚で4本のホイールができちゃいます。
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ググったりすると、ペーパーは600番でやって800番でやって1200でやって。。。なんていうのもあったりしますが、ちっちゃいことは気にするなワカチコワカチコ!です。
時間に余裕がある人や細かくやるんだ!って人は丁寧にやっていくことをオススメします。

ペーパーをかけると↓の写真のように白くなってきます。表面が削れてる証拠です。
表面が削れ細かいキズがつくことで塗料の密着度があがります。

今回ワタシは次の工程で出てくる「ミッチャクロン」という下塗り材を使用することや、シーズンだけ塗装が持てば良いという判断なのでペーパーはそこそこでOKにしました。

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ペーパーででた細かな粉や汚れを拭き取り、下塗りに入ります。拭き取りは濡れ雑巾、あれば、シンナーを浸した雑巾で拭きます。

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下塗りは「ミッチャクロン」を使います。
本業の塗装でも使うのですが、その名の通り密着させるための塗料です。今まであまり良しとされなかったアルミなどの塗装が可能になったのもこうした下塗り材のおかげです。
スプレーもあるので結構気楽に塗装できるのはありがたいものですね。

透明な材料なので、塗りもれが無いようにまんべんなく塗装します。乾燥すると塗ってあるところがほぼわからなくなります。ただ、この材料は厚塗りすることでの得はなにもないので薄塗りでOKです。というか薄塗りがおすすめです(薄塗りの方が仕上がりがキレイです)

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ミッチャクロンはメーカー表示だと15分ほどで上塗りができるということなのですが、30分ほど放置します。特に気温が15度を下回るときには長めの乾燥時間を取ることをオススメします。

上塗りに入って行きます。
今回はシリコンスプレーの艶消しブラック。
上塗りの注意点は、一気に吹き付けないこと。が一番大事です。
塗料の付きすぎで垂れができないようにするのが綺麗な仕上がりのコツです。
なので、重ね塗りをします。今回は結果的に4度の重ね塗りになりました。

1度目は。。。
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この程度。
うっすら黒が付いた程度です。

触ってもペタッとしないくらいに乾燥したら上塗りをしていきます。今回は20分ほどの乾燥時間をとりました。

これを4回繰り返して↓のようになりました。

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塗ったばかりは艶がありますが、十分に乾燥させると艶も落ち着きマットな仕上がりになります。

ちなみに、今回は3本のスプレー缶を用意しましたが。。。
結果的には2本使うか使わないかでした。。。

本職としては、この段階で数日乾燥させてもう一度仕上げ塗りしたいところですが、何年ももたせることは考えてない(ワンシーズン)のでこれで完了としました。

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塗装の耐久性は気になるところですが、ナットを締めるときにレンチがコツンと当たったときに当たったところが剥がれる危険はありますが、通常使用ならまずまずの耐久性だと思います。

写真を観てもらうとわかる通り案外簡単にスタイルアップできたり、中古のホイールを中古ぽくなくしたりできるならなかなか良い方法かなぁと思いました。

案外気軽にできるのでぜひチャレンジしてみてください!