数週間前にスマホにメッセージが入った。
送信者は超久しぶりの「あの男」だった。

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「便りのないのは元気の印」
とは言うものの、何と気なしに気になっていた「あの男」。。。
どうやら元気にしていたようだ。
いつの間にか今流行の「ユーチューバ―」になっていた(笑)
もちろん、レッスンもしているようで安心した。

メッセージの内容は
「プライベートでゴルフ行きましょう!」
ってことだった。

もちろん即答して予定を組んだ。
その予定日が先日だった。

ゴルフも男気も性格もストレートで「昭和男」←もちろん褒めている
昭和男とのフェアウエイ対談となった。
場所は茨城県坂東市の「常総カントリー倶楽部
河川敷のコースでなかなか手ごわくコスパが最高ということで楽しみにゴルフ場へ向かった。

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スタートは9時前だった。
最近の外環道の渋滞も考えて少し早めに出発し、7時頃にはゴルフ場には到着していた。

「昭和男」以外はこれまた「昭和」をこよなく愛する「セベ・ケン」というおっちゃん。
「セベ・ケン」は二本オープンゴルフを考えた1人でゴルフを昭和化して気軽に楽しくしたいと願っているおっちゃんだ。

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ゴルフ場はアットホームな雰囲気で気さくで町のゴルフ場といった雰囲気。
コースは「THE日本の河川敷」なレイアウトで硬いフェアウエイとグリーン、木でセパレートされたコースは色んな球を要求され小さな砲台のグリーンはなかなかの難攻不落なのです。

早くゴルフ場に着き朝食を済ませてじっくりパッティングをしていると。。。
「昭和男寝坊」の悲報が届きます。

「宮本武蔵かっ!(@_@)」(笑)

今回のフェアウエイ対談を前に
「楽しみすぎて早く寝すぎて、夜中に目が覚め再度寝たら寝坊した。」
という、なんとも彼らしい話。。。

久しぶりに会うことである程度緊張感があったのですが完全にリラックスさせられました(笑)

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※その男凶暴につき。。。モザイク(笑)

少しスタート時間を遅らせもらって、9時半頃に1番をスタートしました。

常総カントリー倶楽部はスループレーが基本。
もちろんセルフですしGPSなんて近代兵器はありません。
ただ、プレーしてみたらわかりますが、GPSとかで距離がわかったとしても、硬いフェアウエイとグリーンではそれは通用しないのです。。。

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正確な距離よりも正確な感覚と感性が大事。
こんな環境だったらプロはどうなるのか?
一般的なアマチュアがプレーする環境ならプロはどうなるのか?
って一番知りたいところだったりします。
こういうの実現するといいのにな。

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フェアウエイは洋芝?のようなティフトン?の様な。。。
ガッチガチの硬さでぺったんこなフェアウエイ。
やや砲台の小さいグリーン周りはちょっとでもボールがこぼれたら薄い洋芝も難しいアプローチが残るという状況です。

150ヤードからのランニングアプローチが必要だったり、転がる1Wショットや、止める1Wショットが必要になる場面もあったりします。
頭を使い始めるととめどもなく頭を抱えるコースなのです。

コースレートがあったら低く設定され一般的には「短くて一般的な河川敷」という評価となるのかもしれませんが数字には表れない難易度があるコースです。
TOTAL距離は6300ヤードほどですから決して長いコースではないのです。

フェアウエイがパンパンなのが良くわかるのは1Wの飛距離です。
先日の富士桜(標高1000㍍超え)で「やっぱり飛ぶなぁ」と言いながら打っていた1Wの平均は289ヤードほどでしたが、標高5㍍の常総では1Wの平均は309ヤードになりました。

セカンドショットではウエッジで打ったショットでもワンバウンド目が大きく跳ねてワタシが打っても2バウンド目で止めるのが精いっぱいで、100ヤードを超えるグリーンを狙うショットは手前からクッションを使ってランニングするしかありません。

何気に頭を使う18ホールでした。

ま、なにはともあれ「昭和男とのフェアウエイ対談」は楽しく充実したモノになりました。
これからのプロの事から、アマチュアゴルファーの事やインストラクションの話までゴルフの端から端までの話ができたのはかなり内容の濃い時間でした。

これは今後こういう時間を増やさないといけないと感じました。

そして改めて「昭和男」の言う「昭和のゴルフ」の重要性を感じました。
同時に「昭和男」のゴルフの感覚の鋭さに改めて感心しました。